ヒマワリのスカート

好きなことのスケッチブックです。気の向くままに書いています。よかったら覗いていってね♡

いつものメンツ

結婚して半年、一緒に暮らし始めてから1年経ちました。

食の好みがあうのは大切だというけれど、

わたしは和食党で毎日和食を食べたい人。
夫はバラエティー豊かに色々なものを食べたい人。
飲みに行かない日は、スーパーで買ったお惣菜とキャベツの千切りのサラダを食べていたらしい。


夫は太り気味だし食生活を改善させようと、わたしは張りきった。
鯛の照り焼き、鳥と大根の煮物、きんぴらゴボウと毎日醤油味のものが当たり前のように続いたとき、夫は言った。

「毎日同じ料理はいやだ、もっとバラエティーをつけて欲しい」

わたし「いや、昨日は魚やし、今日は鳥やし、毎日一緒じゃないやん、何を言ってるん」

夫「いや、ペペロンチーノとか、チンジャオロースとか食べたいんやー!!」

わたし(困った、ペペロンチーノもチンジャオロースも作ったことも、作ろうと思ったこともないわ)

同居したてで新鮮な気持ちだったわたしは、頑張ってペペロンチーノやチンジャオロースを作った。



〜〜〜〜〜時は流れ早1年〜〜〜〜〜



夫「和食さいこー!!いつメンを入れれば何でも美味しくなる!!圧倒的に和食が簡単で美味しい!
わざわざ洋食も中華も食べなくても満足してる!!」

いつの間にか夫は完全なる和食党になってた。

夫が言い出したいつメンとは、
和食を作るためのいつものメンツ、酒、醤油、みりんのことである
ちなみに我が家は和食に砂糖は使わない。

夫「料理がこんなに簡単なんて知らなかった!
クッ○ドゥがないと作れないと思ってた!
肉じゃがも牛丼も煮物も佃煮もいつメンで作れる!」

夫「料理って美味しいものが食べられるというご褒美があるし、休みの日にいい暇つぶしになってさいこー!」

と喜んで料理をするようになった。

ターニングポイントは、高級ないつメンを揃えたときだと思う。急に料理の美味しさがぐっとレベルアップした。  


わたしが何か作っていると
夫「今日もいつメン??嬉しい!!」と言ってくる。

一緒にスーパーに行っても
夫「これもいつメンで料理しよー!」と言ってくる。

こうやって家族にしか通じない言葉が増えていく。