昔むかしあるところに 幸せだけど
昔むかしあるところに、1つの村がありました。
そこでは好きな食べものを好きなだけ食べて、
好きな服をたくさん持っている村人が住んでいました。
でも村人たちは、満ち足りているのにどこか心に穴があいた気がしていました。
幸せだけど、不幸せだと思っていました。
ある時、村に1人の若者がやってきました。
若者は言いました。
「難しいことは考えずに、踊ろうぜ、ベイビー」
村人たちは楽しく踊り明かしました。
それから若者と村人たちは、
ずっと幸せに暮らしましたとさ。
おしまいおしまい。