体と五感を使う
先日、ミキコさんのサロン開設に向けてのリノベーションのお手伝いに行ってきました。
下地になる木をノコギリで切って、板をはめ込みインパクトでビスをうっていきます。
はじめは知識ゼロの状態で伺ったのですが、段々と慣れてくると作業が楽しくて。
一人だと辛いかもしれないですが、大人数でわいわいと、気持ちの良いコンビネーションで動けるのが楽しくて。
間伐材の活用で森林の保護をしようとされているNPOのきらめ樹の方々は、森林のように爽やかで暖かみのある人たちばかりで。
参加されていた青豆さんは、オシャレでしっかりモノでお話も楽しく。
ミキコさんのお話を聞いていても、ミキコさんの夢に様々な人が折り重なるようにして叶おうとしているのが伝わってドキドキしました。
で、ステキな方たちと一緒に作業するのがとにかく楽しかったのです!
次の日は筋肉痛になるくらい、体を使いました。
人の体は、座ってパソコンやスマートフォンを触ったり、車を長時間運転するのではなくて、
歩いたり走ったり、野菜や家畜を育てたり、何かを作るために出来ているのだなぁ、と改めて思いました。
最近、小池龍之介の『考えない練習』という本を手に取る機会がありました。
https://www.amazon.co.jp/考えない練習-小池-龍之介/dp/4093881065
その本では、脳の暴走を自分でコントロールするのをやめるためにも、五感を使って感じることを優先しようと説かれています。
床を貼っているときは、五感を使おうと思わなくても、
間伐材の香りを嗅ぎ、
触って板のささくれの感触を確かめ、
床を嵌め込んだ時の音の響き方を確かめ、
十分に五感を使っていました。
体も五感をフルに使う。
そんな当たり前のことを改めて感じた日でした。