友だちに嫌われていた話
5年来の付き合いの会社の同期の男の子に、私のことをずっと嫌いだったと告白されました。
腹黒いところ、計算高く人と付き合っているところ、人によって態度が変わるところ、気分屋なところ、他にも昔のことなので忘れたけれど、色々と嫌いなポイントがあったとのこと。
なので、出来るだけ私と距離を置いておくようにしていたそうです、全然気が付かなかった。
しかし、だんだんと、「もしかしたら、こいついい奴かもしれない」と気がついたそうです。
今は、私の腹黒さやコミュニケーション能力の高さ、行動力、友だちを大切にする所などを尊敬していると褒められました。
私はケラケラと笑いながら、私の悪口の羅列を聞いていました。私も嫌いな私の性格を図星で刺されたり、そこが嫌われるポイントになるんや、という意外なポイントがあったり。人からどう見られているかがよく分かり面白い。嫌われるだけ、よく観察されていたのだと思いました。
嫌いから回復出来て良かった。
今は人生や夢、失敗談や恋愛相談などお互いに出来る、貴重な友だちの一人になりました。
友だちは、嫌いになった人はずっと嫌いなことが多いそうです。その嫌いになった人の中で、また好きに変わった人が親友になっているそう。
そのレアケースに私も含まれるから、大事にしてくれるそうです。
嫌われておいて良かったぜ。
人に嫌われたくないな、と思いがちですが、
いざ嫌われていたことを知ってもノーダメージでした。
嫌われてるかも?と妄想を膨らませている時が一番しんどい。
長い期間のスパンで考えたら、また回復するかもしれないし、しないかもしれない。
どっちでも良いと思います。
人との付き合いって面白いと改めて思いました。