ネタバレ閲覧注意! 映画「ララランド」の感想。
映画ララランドを見てきました。
徒然なるままに書いた感想です。
宣伝の音楽から、「絶対におもしろいに違いない」と感じ、見に行ってきました。
オープニングから始まる、ハイテンションな歌とダンス。
良質なミュージカルが始まる予感。渋滞中の車から、人が出てきて踊り出す。常識を越えた展開にワクワクが止まらない。
主人公の女の子の、美貌とスタイルと踊りと演技の全てが揃っていることに驚愕した。
恋が始まる時の、2人の距離の詰め方の描写の仕方。
別れ際にお互いに振り向くけれど、タイミングがあわなくてそのまま別れてしまう感じ。
夕焼けのタップダンスの秀逸さ。
手をはじめて握る瞬間。
空まで登ってしまうような舞い上がりと幸福感。
夏になって、2人がイチャイチャし出した時から、
イヤな予感がしていたたまれなかった。2人は夢を追っていて、2人でイチャイチャしている場合ではないのでは??
2人の未来が予想できない、、と思う。
かけ外れたボタンはいくら頑張っても修復できないのか。
苦しくなる。
彼がライブの合間を塗って、2人の家に帰って来たときの、愛し合おうとしているのに、あぁ、終わるんだろうなーという感じ。
恋の天にも登る幸せと、恋の終わり。
どちらも知っていると思った。
ずっと、別れて欲しくないと思って画面を見つめていました。
あんなに、アップビートで始まった映画だから、現実を無視してハッピーエンドで終わって欲しい。
そう思っていたけれど、やっぱりなーという結末でしたね。
2人の最後の笑顔が良かった。
もし、あのとき、○○だったら。。。
と考えてしまうことはあるけれど、
時は流れていって、想像もしなかった未来がある。
夢の世界と実際の世界の重ね方がとても素敵な映画でした。
私の過去の恋愛のパンドラの箱が開いて、甘く苦しい気持ちになったけれど、ケロッと日常に戻ってしまう自分に強さを感じました。