あなたに会うのは今日で最後かもしれない。
春は別れと出会いのシーズンですね。
来年度から職務内容が変わり、今まで担当していた得意先から外れます。お会いするのは今回で最後かしら?と心の中で思いながら通常通りの会話をしています。
仕事上の付き合いとはいえ、3年間定期的に顔をあわせ、問題解決のために話し合ったり、冗談を言い合ったり、人生を垣間見るような話を伺ったり、人それぞれ思い出があります。
担当から外れるのは寂しい。
センチメンタルな気分で振り返ってみると、小さい頃から今までにどれだけの人と関わりあって生きてきたのでしょう。
友だち、先生、友だちの兄弟、近所の大人やバイト先の人たち。
もうきっと会うことのないだろう人。
また会える人。
あなたに会うのは今日が最後だと、知っていたでしょうか。
「また会おうね」と言って別れるけれど、もう会わないかもしれない。明日も生きている保証はない。
数に限りのある出会いの一粒一粒を輝く宝石のように大切に扱えますように。
もし、今日であなたに会うのが最後だったとしたら?
私は同じことをするかしら?
そう問いかけてみると、今までと違った回答が出てくるかもしれません。