「思いを形にする」「プロセスを大切にする」
大好きな先生がいます。先生は心からの言葉を発する人。
感性がとても瑞々しくて、行動力が抜群で、たくさんの料理とお菓子で人に元気を与えてきた人。戦争直後の男社会の中で、情熱とプライドを持って仕事をし、世界中を訪れ青色に恋をし、たくさんのラブレターをパートナーのご主人とやりとりされた方。様々な色の洋服を着こなし、感動したことを夢中で人に伝える様は少女のようで影響される人も多い。私のずっとあこがれ。
そんな先生から、就職の際に頂いた手紙。
「生きている限り、どんな時もかけがえのない時。思いを形にすることの大切さ。形とは、さまざま、あなた流に!プロセスを大切にして下さい」
「思いを形にする」と「プロセスを大切にする」
手で掴めてきたような気もするこの頃だけれど、きっと生きている限りずっと大切にしていく言葉。
「思いを形にする」
例えば、おばあちゃんが元気にしているかな?と思ったら手紙を書く。友だちに会いたいな、と思ったら会いたいと思ったとを手紙を書く。
教えてもらった本を読んで感動したら、その感動を伝える。
嬉しいと思ったら、嬉しい気持ちを伝える。
ありがたいと思ったら、ありがたい思いを伝える。
小さな思いを大切に、伝えようとすること。
仕事でも、もっとこうなったら良いのに。という思いを行動にすること、資料として提示すること、伝えようと言葉にすること。
意外と受け止めてくれる人は多いし、人と思いが重なって大きな流れとなる瞬間は宝物のよう。
「プロセスを大切にする」
プロセスを大切に。どんな時も大切に。
どんな瞬間も、自分がイヤでしょうがない時も、体調が悪くて思い通りに動けなくて涙があふれる時も、恥ずかしくていたたまれない時も、全部全部生きている時。
プロセスを大切に、という言葉をなぁなぁで仕事をしている時にたまに思い出し、力をもらっている。
家の環境を整え、快適な生活にする工夫をすることも、人生のプロセスを大切にするということなのだと改めて思う。
「思いを形に」「プロセスを大切に」をずっと続けていたら、きっと楽しい。
先生を追いかけているから、80歳の自分が楽しみ。